触媒洗浄サービス(DPRアクティブシステム)Service
S社洗浄
【車輛情報】 いすず エルフ
・年式 平成18年8月
・エンジン型式 4HL1
・型式 PB-NKR81AD
・走行距離 215,000Km
洗浄前
洗浄後
【前作業】
① DPRの前後取付部分のボルトとナットをガス切断除去し取付穴の確保
② 各センサーの取り外し(2個)
③ パイプの取り外し(1個)
④ 触媒の破損の確認 ⑤ EGRスイッチの取り外し
【洗浄内容】
DPR
① DPRを前段触媒、DPF、カバーに分解し前後を確認のうえ高圧洗浄機でスチーム洗浄
② エアーダスターで触媒の内部の水分除去
③ 分解したDPRを組み立て
④ DPRアクティブマシーンでDPF触媒を約6時間循環洗浄
④ DPFをマシーンから外し溶液除去のため分解し、高圧洗浄機でスチーム洗浄
⑤ エアーダスターで触媒全体的に水分除去
⑥ DPRを組み立て、アクティブドライで触媒の内部の水分除去 ⑦ 触媒のボデー部分の錆や汚れを除去し耐熱シルバーコーティングを施工
EGR
① 部品に固着している煤、カーボン等を高圧洗浄機で前そそぎ洗い
② 超音波洗浄槽で洗浄
③ 洗浄槽から取りだし、高圧洗浄機で後そそぎ洗い
④ 微細な穴があいてないか確認のためリークテスト
【報告事項】
① DPRを分解して触媒を確認したところ18年前に車輛としては意外に破損は無かった
② DPF本体のバンド止め部分の錆、取付部の錆が多く部品自体の使用年数が感じられた
③ EGRとEGRバルブの煤汚れがかなり酷く、そのため排ガスの再利用の際の排気温が高くなり、それに伴いエンジン、DPF、インジェクター、排気シャッターなど排気に関する部品がかなり酷使されていた状況がうかがえました。